八甲田山
八甲田は、「十和田八幡平国立公園」の一部になっている。八甲田山は、八つの峰が連なる山として名付けられたという。赤倉岳(1.548m)、井戸岳(1.555m)、大岳(1.585m)、硫黄岳(1.360m)、石倉岳(1.205m)、高田大岳(1.551m)、雛岳(1.240m)、小岳(1.476m)の八峰を指すという解釈と雛岳、硫黄岳、石倉岳三峰を一つの山とし、前岳、(1.251m)、田茂萢岳(1.324m)を入れての八つとする説がある。八甲田は、これらを「北八甲田」と呼び、国道103号の南側に位置する逆川岳(1.183m)、横岳(1.339m)櫛ケ峰(1. 518 m)下岳(1.342m)、駒ケ峰(1.416m)、猿倉岳(1.354m)、乗鞍岳(1.449m)、赤倉岳(1.298m)の八峰を「南八甲田」と呼んでいる。
ゼンリン、昭文社の地図や国土地理院地図、山と渓谷社の分県登山ガイド等各種案内地図があり、また昨今ではGPSを利用した登山専門機器、スマホ登山アプリ等からの情報利用がされているので、説明は割愛させていただきます。
南八甲田山については、獣道のような道もあるので、十分ご注意ください。秋の枯葉で道が不明瞭、残雪歩きも数時間で足跡が融け消える、ほとんど入山者と会わないなど都会の山と違うことに十分ご留意ください。 また国立公園であることでのルールにも配慮ください。
一般に紹介されていない南八甲田の一部となっている横沼、逆川岳からの写真も掲載している。
★昨今は、冬の八甲田樹氷スキー、スノボに中国、台湾、韓国などから多数来られ、八甲田ロープウェー内は各国の言葉が飛び交っています。
★環境省は、海外旅行者の増大に伴い、十和田湖休屋地区の美観整備のため、ホテル等の廃屋解体等に乗り出してきた。上記南八甲田登山道整備についても、長年、手を加えるのはだめだと放置していたが、整備に乗り出した。観光部門とと環境保全部門は省庁が違い、垣根の難しい問題があったが、昨今は環境省の観光化が進み、ネット部門でも観光PRが多く見かけられる。